『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 4・「天地開闢の神世七代」 天地開闢の神々「神世七代」(かみのよななよ)とは、

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)4・「天地開闢の神世七代」天地開闢の神々「神世七代」(かみのよななよ)とは、日本神話で天地開闢のとき生成した七代の神の総称。またはその時代をいう。神代七代とも書き、天神七代ともいう。陽神(男神)と陰神(女神)がある。初めは抽象的だった神々が、次第に男女に別れ異性を感じるようになり、最終的には愛を見つけ出し夫婦となる過程をもって、男女の体や性が整って...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 2・天地開闢の説話 天地(てんち)開闢(かいびゃく)の説話は驚天動地

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)2・天地開闢の説話天地(てんち)開闢(かいびゃく)の説話は驚天動地(きょうてんどうち)・奇奇怪怪(ききかいかい)な語りから始まる。音も光も無く深く、暗雲が漂い人も神の気配さえない混沌とした世界が漠然とあるだけの世界であった。そんな不思議な世界に突如二つに分れ開けて、一光の線が射しこんだ。三神、アメノミナカクシノ神・タカミムスヒノ神・カムムスヒノ神が現れては...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 1・はじめに 『古事記』は現存する日本最古の史書とされ、

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)1・はじめに『古事記』は現存する日本最古の史書とされ、二十九年間の舎人・稗田阿礼らの誦習と四カ月の編纂、 全三巻で構成され、和銅五年(712年)に太安万侶(おおのやすまろ)によって編纂(へんさん)された。編算に当たって「帝紀」「旧辞」(参考資料)にされて作られた。『古事記』の趣旨内容は大きく分けて、史的(してき)記述(きじゅつ)と説話(せつわ)記述(きじゅつ)...