史跡を巡る歴史の憧憬               川村一彦

『河内史跡巡り』常光寺 臨済宗南禅寺派 本尊地蔵菩薩・八尾市本町5-8-1 近鉄八尾駅下車。 「八尾の地蔵尊」で地元でも親しまれているのが常光寺である。

じ定光寺9
『河内史跡巡り』常光寺 臨済宗南禅寺派 本尊地蔵菩薩・八尾市本町5-8-1 近鉄八尾駅下車。
「八尾の地蔵尊」で地元でも親しまれているのが常光寺である。八尾駅街中にあって、商店街を少し入った所に昔ながらの古風な、風格のある堂塔が境内を囲むように、本堂に地蔵菩薩、不動堂に不動明王と諸堂があって、南側に寺務所に大きな銀杏の木、樹齢6百年は経つという大きな銀杏はこの寺の持つ古さを物語る。創建は天平の聖武天皇の勅願という。行基の創建に始まるという、本尊の地蔵菩薩は「八尾地蔵」として弘仁年間に参議小野篂が刻み安置したと伝えられ、その後白河天皇が聞き召され高野山参拝の折り参詣されたという。その後足利義満がこの寺に参拝し、梵鐘と「常光寺」の寺号額を寄進した。
また豊臣秀吉も帰依し祈祷料を寄進し、徳川家康の時代になっても帰依し「崇伝」がこの寺を抱え寺したことがあって、臨済宗南禅寺派に所属し末寺と成った。
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Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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