「新西国観音三十三所巡り」鞍馬寺”新西国19番札所“・京都府京都市左京区鞍馬本町にある寺。鞍馬弘教総本山・開基は鑑真の高弟鑑禎とされている。本尊は「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊

鞍馬
「新西国観音三十三所巡り」鞍馬寺”新西国19番札所“・京都府京都市左京区鞍馬本町にある寺。鞍馬弘教総本山・開基は鑑真の高弟鑑禎とされている。本尊は「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるという。京都盆地の北に位置し、豊かな自然環境を残す鞍馬山の南斜面に位置する。鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地として著名であり、能の『鞍馬天狗』でも知られる。新西国十九番札所である。寺に伝わる『鞍馬蓋寺縁起』が草創縁起を伝えており、鑑真の高弟・鑑禎が宝亀元年(770年)に草庵を結び、毘沙門天を安置したのが始まりという。鑑禎は、鑑真が唐から伴ってきた高弟八名のうちの最年少であった。宝亀三年(772年)のある夜、鑑禎は霊夢を見、山城国の北方に霊山があると告げられる。霊山を尋ねて出かけた鑑禎は、ある山の上方に宝の鞍を乗せた白馬の姿を見る。その山が鞍馬山であった。山に入った鑑禎は女形の鬼に襲われ殺されそうになるが、あわやという時、枯れ木が倒れてきて鬼はつぶされてしまった。翌朝になると、そこには毘沙門天の像があったので、鑑禎はこれを祀る一寺を建立したという。寛平年間には真言宗寺院であったが、十二世紀には天台宗に改宗し、長く青蓮院の傘下にあった。白河上皇が参詣し関白師通の崇敬集めた。江戸時代には火災で全山焼失したが、その都度再建された。近年天台宗から離れ、鞍馬弘教総本山となった。
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侏儒のつぶやき

Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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