史跡を巡る歴史の憧憬               川村一彦

『浪速史跡めぐり』「青蓮寺」・地下鉄谷町線四天王寺下車夕陽丘出口百メートル、大通りを西に入り学校

せ青蓮寺9『浪速史跡めぐり』「青蓮寺」・地下鉄谷町線四天王寺下車夕陽丘出口百メートル、大通りを西に入り学校、寺とその角に表通と違い静かである、西は見晴らしの良い上町台地。本尊は金剛界大日如来、真言宗高野山で摂津八十八カ寺札所、大坂十三仏札所である。

寺院の建物は比較的に新しいが、門の脇のくぐり戸のチャイムを鳴らし朱印をお願いすると、住職は快く中に招き入れた。

住職に案内され境内の墓地の由緒ある墓ばかり、江戸時代の歌舞伎役者の一代無縁墓、竹田出雲の墓など大阪市の市跡指定に相応しい石碑ばかり、本堂の前の「仏足」も住職は私に由縁などを自坊を誇りを持って語ってくれたのが印象的であったこの地の界隈の寺院や歴史の話に境内の案内をして貰った。創建、由来を聞けば伝統ある上町台地にあって、転々してその数奇な寺運を知ることが出来る。推古、聖徳時代に遡り、鴫野の地で法案寺として中古生国魂宮と習合し大いに栄えていたが、豊臣の大阪城築城を機にこの地に移され生玉十坊として栄えたが、明治の廃仏棄釈で衰退し神仏分離令で縮小したという。

その後分散された二院と茶臼山に在った青蓮寺の寺号を移し、大日如来、不動、愛染両明王、弘法大師を祀っている。

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Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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