史跡を巡る歴史の憧憬               川村一彦

京都古社寺探訪「勝林寺」臨済宗大大本山東福寺の塔頭、勝林寺は嘉禎2年(1236)関白九条道家の発願

 し勝林寺l京都古社寺探訪「勝林寺」臨済宗大大本山東福寺の塔頭、勝林寺は嘉禎2年(1236)関白九条道家の発願によって氏寺として建立し、大いに栄えた法性寺内に建立された。東福寺の寺名は、東大寺、興福寺の奈良二寺の一字ずつ取ったもので、20年近くかけて京都最大の寺院を聖一国師を迎え造営したが、初期の伽藍の大分部を焼失した。京都五山の列せられた。勝林寺は東福寺の塔頭の一つで、天文19年(1550)に東福寺代二〇五世住持であった高岳令松禅師によって、勝林菴として創建された。本山東福寺の鬼門に位置し仏法と北方を守護するところから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれている。本堂は、大檀那近衛家の大玄関を移築したもので、数々の絵画、彫刻を有し、とりわけ毘沙門堂として正当性を証明すべく、本尊の毘沙門天像をはじめ、他に類を見ない例を見ない「毘沙門天曼荼羅」や迫力に満ちた虎の大襖絵などが伝わる。

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侏儒のつぶやき

Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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