『歴史歳時記豆知識』75・内宴(ないえん)とは、平安時代に1月下旬に内裏

内縁②内縁①『歴史歳時記豆知識』75・内宴(ないえん)とは、平安時代1下旬に内裏にて行われた宮中の私宴。中国()の風習に基づいて嵯峨天皇の時代に始められたとされているが、具体的な成立年については大同4年(809:類聚国史』)、弘仁3年(812:年中行事秘抄』)、同4年(813:河海抄』)と諸説に分かれている。当初は特定の期日は無かったが、仁明天皇の時代以降に原則は121、ただし122もしくは23子の日であれば、その日に開催されることとなった。なお、この日程に開催されることになった背景には一連の新年の儀式が一段落し、天皇がそれらに参加した貴族らを慰労する意味があったと言われている。当日は天皇が仁寿殿の南面東廂に出御して三献を行った後、文人の詩や内教坊の舞姫の女楽奏舞の披露、後宴と采女更衣による陪膳を伴う後宴などが実施された。後一条天皇長元7年(1034)を最後に中絶し、その後保元3年(1158)に信西によって再興されるが、翌年発生した平治の乱で信西政権が崩壊すると、再度中絶して再興されることは無かった。

 

 

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侏儒のつぶやき

Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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