「温故知新」        川村一彦

歴史は語る。

「河内史跡巡り」観音寺・河内西国観音二十七番札所・石切神社境内裏より西、近鉄けいはんな線、新石切駅

か観音寺石切m (1) 「河内史跡巡り」観音寺・河内西国観音二十七番札所・石切神社境内裏より西、近鉄けいはんな線、新石切駅から徒歩十分くらいのところに観音寺はあります。水走氏別当の地だったという付近一帯、昔は田んぼとあぜ道ばかりだったそうですが、寺の歴史は古く、かつて聖徳太子によって建立されたのが、後年兵火により焼失。鎌倉時代中期に、観音寺として再建されたと記されています。石切神社の近くで、薬草類も多く、医療施設のような役割を担っていた時代もあるとか。その後も幾度か無住寺の期間を経て、今日に至っているということです。十三重塔の他、開祖元興上人の墓と伝えられる石塔があります。本堂の元興和尚の一刀彫と伝えられる千手観音は本体十五センチ程の小さな観音像で、本尊、阿弥陀三尊の横に、三十三体観世音菩薩と一緒に祀られています。元興上人の石、こぢんまりとした境内に入って、先ず目を惹くのが、永仁二年(一二九四)の銘が刻まれた十三重石塔。鎌倉時代の優れた建造物のひとつと評され、現在屋根は十一枚ですが、もともと十三重塔であったのが欠落したものと考えられています。※歴史の学ぶ 先人の教訓と智恵

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侏儒のつぶやき

Author:侏儒のつぶやき
趣味歴史。歴史研究会に参加。フェイスブック「史跡探訪と歴史の調べの会」管理。
著書多数。歴研出版より「平安僧兵奮戦記」自費出版「古事記が語る古代の世界」「古事記が描く説話の憧憬」『芭蕉紀行世情今昔』他多数。

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