『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 18・「天の岩戸の神々」

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 18・「天の岩戸の神々」 「天の岩戸の神々」、日本神話に登場する、岩でできた洞窟である。天戸(あまと)、天岩屋(あまのいわや)、天岩屋戸(あまのいわやと)ともいい、「岩」は「磐」あるいは「石」と書く場合もある。太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説の舞台である。誓約で身の潔白を証明した建速須佐之男命は、高天原に居座った...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 16・天照大神と須佐之男命の説話

『古事記が描『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 16・天照大神と須佐之男命の説話   イザナキ神は禊(みそぎ)から生まれた数々の神々の子神にたいそう喜ばれ、中でも三貴公子には特別な喜びと神々の未来を託す「分(ぶん)治(じ)」を示された。 アマテラス大神には天上界を治めなさい。次にツクヨム神(月読命)には夜の世界を治めなさい...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 7・「国産みのしくみ」 日本の国土創世譚を伝える神話である。

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)7・「国産みのしくみ」日本の国土創世譚を伝える神話である。イザナギとイザナミの二柱の神は天の橋にたち矛で混沌をかき混ぜ島をつくる。そして、『古事記』などではその後2神で島を産んだのである。なお、国生みの話の後には神産み(かみうみ)が続く。以下、この記事では『日本神話』での大八島(おおやしま)の形成の過程を記す。『古事記』によれば、大八島は次のように...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 6・伊弉諾(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)6・伊弉諾(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)●イザナギ(伊弉諾/伊邪那岐/伊耶那岐)またはイザナキは、日本神話に登場する男神。『古事記』では伊邪那岐命、『日本書紀』では、伊弉諾神と表記される。イザナミ(伊弉冉、伊邪那美、伊耶那美、伊弉弥)の兄であり夫。アマテラスやスサノオ等多くの神の父神であり、神武天皇の7代先祖とされる。天地開闢において神世七代の最後...

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記) 5・国生みと神生みの説話

『古事記が描く説話の憧憬』全61回(楽しい古事記)5・国生みと神生みの説話夫婦神の最後に現れたのが瑞穂(みずほ)の国の創設者こそイザナキ神・イザナミ神の二神である。天上界の神々は、二人の神に下界を治めよと命じられた。そこでイザナキ神とイザナミ神は天上界から下界を見下ろした。下界はただ波が漂い、其の果ても見えず水平線は遥か向こうに霞の彼方に何も見えない。二人の神は協力をして、天の浮橋に立って「天の沼(...